青年海外協力隊員ら9人 出発前に県庁訪問
アジアやアフリカなどの開発途上国で、それぞれの持つ知識や経験を生かして発展を支援する青年海外協力隊員ら9人が22日、現地への出発を前に愛媛県庁を訪問し、活動への意気込みを語った。
5人の青年海外協力隊員のうち、菊池識乃さん(31)=松山市=はカンボジアで看護を、森心さん(25)=同=はスリランカでラグビーを教える。日野文香さん(31)=久万高原町=はネパールで廃棄物処理を、門田海香さん(28)=砥部町=はセネガルで地域おこしを手掛け、四国中央市の教諭、渡辺綱太さん(33)はモンゴルで小学校教育にあたる。
シニア海外ボランティアの栗田智子さん(58)=松山市=と栗原純子さん(68)=東温市、日系社会青年ボランティアの阿部善江さん(33)=松山市=と鈴木真実さん(27)=四国中央市=はミャンマーやブラジルなどで活動する。
県庁で出発報告を受けた中村時広知事は「積極的に交流し、知識や技術を伝えて大いに貢献してきてほしい」と9人を激励し「えひめ海外協力大使」の委嘱状や記念品を渡した。